なぜ、私たちは成長し続けなければいけないのか。
失われた20年、30年とかいいますが、なにがいいたいかというと、バブル崩壊後から日本のGDPが全然変わっていない。
今はだいたい0.8%。
世界第2位だった私たちのGDPは3位になってしまいました。
まあいんじゃない?
そう思う人もいますよね。
今の生活のままでいいや・・・
だけど、見逃していませんか? 今の生活を続けるために、成長しなければいけないという事実を。
成長しないことの本当の怖さ
成長しないとどうなるのか?
具体的にイメージしにくいですよね。
わかりやすいのは、あなた自身を企業に例えてみることです。
あなたの近所にもありませんか?
古びた商店街とか、ショップ。
例えば、街の電気屋さん。あなたは街の電気屋さんで買いものをすることありますか?
昔は街の電気屋さんたちもちゃんと儲かっていたようですが、ヤマダ電機、よどばしカメラなんかの家電量販店におされて元気があまりありません。
ピークでは2万5000店舗もあったようですが、今では1万5000件に減ったようです。
そう、1万店舗は消えたのです。
きっとこの1万店舗の経営者はこう思っていたかもしれません。
「別にそんなに大金もちになれなくてもいい。今の生活を続けていられれば・・。」
ところがどっこい。倒産。
事業を続けられなくなってしまいました。
皆さん、おわかりですか。
同じ位置にいつづけるとうことは、市場が進化していく時に、自分自身も進化して、ポジションを保ち続ける必要があるということです。
自分自身が、成長しなければ、あなたは下位のポジションへと必然的に落ちていくのです。
成長しない日本はどうなってしまうのか
世界の高度人材の中で、働きたいアジアの国ランキング調査11候補のうち日本はなんと11位の最下位でした。
とても人気がないですね。
タイや、インドネシア、フィリピンなんかよりも下です。
人口減少、高齢化が止まらない中で、海外から人が増えても、日本を本当にいい意味で変えてくれるような人材は日本に来てくれる数はぐっと少ないのです。
GDPの成長率が最低レベルということは、さっきの事例でもうおわかりだと思いますが、このままいけば、他の国々が日本をどんどん追い越していくということです。
ということは、日本がどんどん貧しくなっていく。
フィリピン、タイ、インドネシア・・・。
日本人の中では、他のアジア地域を馬鹿にする方も多いですが、
このままの成長率でいければ、他のアジアのこういう国々より貧しくなるということです。
つまり、日本が発展途上国へと成り下がってしまうということです。
つまり、今の日本の豊かな生活ができているポジションを保つということ=成長するしかないんですよ!!!
20年、30年後の日本。それはあなたが貧しいと思っていた国々の姿かもしれません。