あなたの給料が上がらないたった一つの理由。
あなたは会社にとってコスト
会社員のあなたの給料は何故あがらないのでしょうか?
そのたった一つの理由、それはあなたが会社にとって、ただのコストだからです。
会社の一員、ファミリー・・・言葉巧みにあなたを仲間として扱っているというそぶりを見せてきますか、
代表取締役など役員と、あなたがた会社員の間にはしっかりと壁が存在し、
資本家と労働者の異なる階級として存在しています。
そして労働者とはなにか?
それは会社が必要としているリソースであり、お金というコストを払って会社に買われている存在です。
ホッチキス・・・。パソコン・・・。
人間が生ものである程度、最低限の保障をしなければ使い物にならないことを除けば、あなたはこれらコモディティと基本的にあまり変わりません。
あなただけしか提供できない価値、希少価値があるのであればあなたは会社に対して交渉力を得ることができます
もし給料を上げるのであれば、スキルアップなどの自分磨きが必要で、そして会社にもアピールしなければいけないのです。
ただ、言われたことをやるだけの人材であれば、世の中五万と同じ代わりの人はいます。
あなたが、自分の給与で欲しいものを手に入れるとして、わざわざ今払っているよりコストより高い値段を払いたいと思いますか?
たとえば、自分の毎月払っている6万円の家賃を自主的に7万円にあげて大家さんに支払いますか?
会社員の給料が上がるのは、できればコストを上げたくはないが、ある程度従業員にもいい思いをさせなければ、やる気がなくなって使い物にならない可能性があるからです。生産性が下がることを企業側は危惧しているわけです。
つまり会社は基本的にあなたが、労働者としてまともに働き続けてくれるように、インセンティブが働くからかろうじて給与を上げてくれているのです。
日本人は、会社と給与交渉をあまりしませんが、これはとても恐ろしいことなのです。
なぜなら、企業はあなたをコストだと思っているから。
営業マンであれば、できるだけ自社の製品を高くお客さんに売ろうとしますよね。
相手の価格を鵜呑みにすれば、買い叩かれるに決まっています。
自分の会社の利益を考えて、高く買うと言ってくれるお客さんはどれくらいいますか?
限りなくいないですよね。
会社員など一般労働者の方は、もっと自分を高く売る努力をしませんか。
一人ひとりが給与交渉をすれば、日本人の給与水準は今よりもっとよくなるはずです。
外資系の企業で働いてると、悲しい会話が聞こえてくるんですよ。
日本人は完全に彼らにとってカモだと思ってますね。
イタリア系、アメリカ系で働きましたが、
日本人は低賃金でもよく働くって、上の人たちが笑ってます。
がんばろう、島国の蟹工員たち。